オリヴィエ・プーシエの適切なアドヴァイス
Conseil pratique d'Olivier Poussier
ソムリエの仕事というのは、実体験の積み重ねといえます。ワインの持つファンタジーな側面に魅了され、それが様様な感動をもたらし好奇心を喚起してやみません。
この欄では、ジャーナリストや愛好家の方々から頻繁にうける、もっともな、あるいは思いがけない質問にお答えしていきたいと思います。
ロゼワインの上手な選び方は?
Comment bien choisir son rosé ?
ロゼは、味覚が疲れたり、複雑なアロムの濃いワインを欲しない夏場に歓ばれるワインです。
発売後数年たって熟成が進んだロゼを選ぶのは避けてください。スーパーマーケットや一部の酒販店では、時折、オレンジあるいは瓦色がかったものを見受けますが、ワインの新鮮なフルーティさの有無を考えると、これはよい兆候ではありません。品質無視の大量生産ものや直射日光をあてすぎた果汁で仕込まれた粗悪品も多多あります。
失敗しないためには、生き生きと輝いている色合いのものを選ぶことです。パールががっているとか濃いとかいうのはあまり重要ではありません。
購入する前に、不快な香りや風味がないかどうか味わってみてください。よいロゼはまずフルーティで、チェリーやグリオットのアロムを持っているものです。